NC分割処理
長時間の加工を行う場合、工具寿命の問題で、一本のNCで加工を行うことが出来ない場合があります。
当機能は、設定さえた工具の加工寿命長(切削距離)、あるいは加工寿命時間(切削時間)をしきい値として、
本来は一本のデータとして出力されるNCを、複数のNCに分割して出力します。
当機能は、3軸機械でのみ使用可能です。
補助機能として、分割時のマクロ出力、分割時のZ軸方向への逃げ、アプローチ出力機能を備えています。
(下図参照)
非位置決め時の軸分割
位置決め時に軸分割した出力を指定することができます。

位置決めで全軸の移動を同一ブロックで出力すると、コントローラ任せの予期しない工具経路になり、 工具干渉に繋がる可能性があります。AikokuPOSTの軸分割機能は、XY軸とZ軸を分割して出力、工具経路を 限定することで、工具干渉を極力回避します。
v2.3までは、切削送りでの軸分割は実装されていませんでしたが、v2.4からは切削送りにも軸分割を適用することが できます。
回転軸処理方法にHEIDENHAIN方式を追加
回転軸処理方法にHEIDENHAIN方式を追加〜その1〜
- 工具軸ベクトルから回転軸の値を割り出す計算方法は、コントローラにより異なります。
例えば、FANUC系コントローラと、HEIDENHAINコントローラの回転軸の計算方法は、異なっています。
この違いは、加工時に大きくヘッドを振った時に180度反転した値が選択される、などの影響を及ぼします。 (ただし、コントローラによっては、それが正しい値のケースもあります) - 使用しているコントローラに応じた回転軸計算方法を選択することで、適切な値を出力することが可能です。
回転軸処理方法にHEIDENHAIN方式を追加〜その2〜

上記のAPTに対してAikokuPOSTで回転軸計算方法を変更して処理を行った結果、(1)における回転軸の値は 以下のようになります。
