CADdoctor EX4.0では、3次元測定器や3次元プリンタ、CAE、CGなど様々な用途で用いられるポリゴンデータに対する 検証/修正/編集機能を大幅強化しています。CADデータ(B-rep)、ポリゴンデータ、点群データなどの自在な変換、最適化が 可能になったことにより、データ形式に捉われない柔軟な3次元データの連携を実現しました。 新たな機能として、データサイズを大幅に軽量化する「ソリッド外形抽出機能」、設計CADデータの形状を測定ポリゴンに 沿うように変形させる「CAD-Polygon フィッティング機能」等を追加しました。
ソリッド外形抽出
断面
複数部品からなるアセンブリデータの穴や隙間を埋めます。更に、内部に含まれる不要な部品を削除し、ソリッドと
して抽出する機能です。
元データが、シート形状であっても(ソリッドでなくても)、閉領域を再定義し、ソリッドとしての外形を抽出します。
利用範囲
データ軽量化
- 搭載検討:干渉シミュレーションのための軽量化
- 治工具設計のための表面形状の抽出
- 梱包材設計のための表面形状の抽出
- Viewerデータ作成用に不要な内部パートを削除
解析検討
- 複数部品からなるアセンブリデータを1ソリッド化することで、応力負荷などの解析精度を向上
セキュリティ
- 社外とのデータ授受の際の、設計ノウハウの流出防止
- 機密性の高いデータの詳細を隠す
データクリーニング
- 意匠設計において、ソリッドを意識せずに作成された形状から干渉フェースをトリムしてソリッド化
- フェースの重複や干渉が多いモデルに対して、ソリッド化することで不正形状を除去
リバースエンジニアリング
CADデータとポリゴンデータを読込み、差異が大きいCADデータ領域のみをポリゴンデータに直感的に合わせこむ機能 を搭載しています。

形状比較機能強化
微細な自動修正箇所を検証できる従来の比較機能(詳細比較)と使い分けることにより、効率のよい形状比較を 実現します。
高速比較機能
形状差異のある箇所を部分単位で検出します。 設変前後の比較や形状簡略化前後の比較に有効です。
詳細比較機能
形状差異のある箇所をフェース単位、エッジ単位で検出します。より微小な変形量をコンター表示などで 確認できます。
形状簡略化機能強化
フィーチャや履歴情報が保持されていなくても、CADdoctorがフィーチャを自動認識してフィーチャを削除します。 不要な要素を削除して、CAEやCAM向けに流用できるデータに最適化します。
一般穴認識対応
解析曲面として定義された円形の穴以外にも、一般的な貫通穴、止まり穴なども自動認識が可能です。
標準機能
ワイヤーフレーム、シェーディング、半透明表示以外にも以下のような表示機能を装備しています。
断面表示機能
ソリッドに対するデプスキュー表示において、中空ではなく中実の状態で断面表示するよう改善しました。 また、二方向からの断面を同時に表示できるようになりました。
ゼブラ表示機能
曲面をゼブラ表示できるようになりました。
CAD入出力機能
JT入出力オプション追加
JTの入出力オプションを追加しました。CADデータとポリゴンデータ(※)両方の入出力が可能です。
- 対応バージョン
・入力:6.4-9.1
・出力:8.0-9.1
※ポリゴンデータの読み込みにはポリゴン機能拡張オプションのライセンスが別途必要です。
Parasolid品質向上
変換方式をKnit変換からBrep変換に変更することにより、出力するParasolidの品質が大幅に向上しました。
最新CAD対応
CATIA V5 R19(独立型オプション)、Parasolid V20に新たに対応しました。