- CAD/CAMシステムHOME
- 製品情報
- STIMULUS
STIMULUS

- 仕様の品質の重要性
- 安全性が重要視される組み込みシステムにおいて、システムが実現すべき機能要求に対して導出された仕様には、高いレベルの品質基準が求められます。
しかし、複雑化するシステムの開発に対して、求められる品質の仕様定義をドキュメントベースで実現することは困難となってきており、仕様の漏れや曖昧さ、一貫性の無さ等を原因とするシステムの不具合発生のリスクが格段に高くなってきています。
また、これらの仕様定義の問題は、開発フェーズが後半になればなるほど、コストや納期に大きく影響します。
STIMULUS とは
要件から導出された自然言語で記載された仕様情報をツールの機能を用いて検証可能な形式にすることで、仕様情報の重複や冗長、背反等の検証を実施することを可能とするツールです。

状態遷移図やブロック図を作成することで、仕様単体、および複数の仕様が複合したケースをシミュレーションによって検証し、システム開発に必要な高品質な仕様を作成することを可能とします。
また、定義した仕様に基づき、テスト対象システム (SUT) の設計結果の検証を実施することが可能です。

これらの機能を活用することで、早期に高品質の仕様を定義することができ、設計における不要な反復作業を削減することができると共に、仕様定義に関する検証情報をエンジニア間で共有することが可能になります。
- 主な機能
- ● テキスト要件を読みやすい形式言語で表現
- ● システム・アーキテクチャと状態遷移のモデル化
- ● SUTの想定される機能の挙動観察
- ● 多数のテストベクタの自動生成
- 主なメリット
- ● 仕様の早期検証と定義
- ● エンジニア間での明確で評価可能な仕様の共有
- ● 機能の仕様に対するカバレッジの可視化
- ● 開発プロセスからコストのかかる反復を削減
機能紹介
■対象システムへの仕様定義
仕様検証の対象となるシステムに対し、仕様条件を定義します。STIMULUSでは、これらの条件を定義するために利用できるライブラリが準備されており、ドラッグ&ドロップ操作で定義することが可能です。
■シナリオを利用した対象システムへの仕様の検証
作成したシステム定義を利用してシステムの構成を定義します。このシステム構成に対し、状態遷移図等で作成したテストシナリオを割り当てることで、対象システムへの仕様の検証を実施することができます。
■テストベクタを利用した対象システムへの仕様の検証
STIMULUSでは、テストシナリオを定義しない場合、テストベクタ(仕様を満たしているかを評価するために用いるデータ)を自動で生成し、仕様の検証を実施します。
これにより、テスト実行者は、評価用のシナリオを準備することなく、仕様の検証を自動で実施することが可能となります。

お客様のご要望に合わせて、ツールの利用環境構築や業務への適用の提案、支援をいたします。
STIMULUS に関するお問い合わせ、カタログのダウンロードはこちらの専用フォームで受け付けています。
お気軽にお問い合わせください。
- CAD/CAMシステムHOME
- 製品情報
- STIMULUS